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「その10、かくれ里」
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散歩 学区の樹木めぐり その8【上杉と梅田町】PC版 10〜11月中旬 (学習塾 蝉林舎 ぜんりんしゃ)
写真は 576×432pix と 1200×900pix 。
旧地名を付けました。一部は その前に 《仙台市原町小田原》 がつきます。


写真01
(1) 宮町5丁目の「おいこ寺」。ここから西に歩きます。
 》 写真02
(2) 北に曲がって梅田町。住宅地なので まだ大きな木には出会えません。


写真03
(3) この辺りは上杉6丁目。柿がたくさん実り 干し柿がつるされていたのに、はっきり写っていません。昔の地名は 《雷神中・なか》
 》 写真04
(4) 附属小の北門を振り返って見たところ。北西にゆるくカーブしながら進むこの道路は 昔の軽便鉄道の軌道跡(高松編・写真1〜3を参照)です。


写真05
(5) 桜の木の向こうは何でしょう。幹が ぼこぼこに見えます。
 》 写真06
(6) 校庭の木には 近づけません。


写真07
(7) 南の 《北七番丁》 側に回りました。用務員さんから ていねいに挨拶されました。
 》 写真08
(8) 南側の門。小学校か中学校かは分かりません。同じかな?


写真09
(9) この木は何でしょう。葉が小さいので、朴の木ではないようですが・・・
 》 写真10
(10) さらに東の門。右の門柱の上にも さっきの木がありました。昔の 《中杉通り》 を北上するとこの門の前に出ます。


写真11
(11)朝日神社。以前はきれいだったのに、地震で傷んだのかなぁ。
 》 写真12
(12) 大きい木なのに樹形もなにもありません。ここは 昔の 《北七番丁》《二本杉通り》 の角。北六番丁を走る市バスの停留所の名も、以前は西から東に向かって 上杉通り〜中杉通り〜二本杉通り〜北六小前 でした。


写真13
(13) 西側の上杉通りに出ました。この通りは以前は もっともっと狭かったのです。
 》 写真14
(14) 上杉山中の校庭から 低い垣根を越えると この歩道ぐらいの道でした。


写真15
(15) ちなみにここはNHK。南からだんだん拡張されてきて この角の北一番丁通りにぶつかり、ここから北が狭かったのもそんなに昔ではありません。
 》 写真16
(16) 北四番丁の松尾神社。春も秋も桜がきれいです。


写真17
(17) この前の通りを拡張している時のスライドをたくさん保存しています。後日デジタルにします。上杉セイユーの西にある 「ふたまたイチョウ」 の昔の姿も写っています。 
 》 写真18
(18) 



落葉公害と公園の木

 蝉林舎は公園の隣りなので 長年 落葉公害に苦慮して来ました。公園に限らず街路樹などの多量の落葉に困っている人も沢山いるでしょう。木は立っている姿では気がつきませんが、切り落として積み重なった枝葉を目にすると、その圧倒的な(!)量に驚かされます。木枯らしに吹かれて 屋根に積もってしまう南側のお宅では、それこそ家そのものが腐ってしまうこともあります。いずれ落葉公害のページを公開するかも知れません。

 解決方法はただ一つ。中途半端な設計をしないこと。木を植えるのならば 脇役ではなく主役にすることです。木を真ん中に植えること。公園では 人間が脇役になることです。そして人間が そこだけは「お邪魔します」と言う気持ちで入って行くような環境にすること。もちろん日本では 初めはなじめないでしょう。


 木が真ん中にあれば、落葉は除去する必要がありません。まるごと木の肥料になります。無残な姿に 樹形を切り詰める必要もありません。本来の姿の木になります。そして大きくなって堂々とした樹木に会いに行く場所が公園です。
 運動場なのか公園なのか、はっきりさせて設計すること。遊具を置くのは良いのですが、その場に合った遊びを考えるのも子供の本来の仕事です。もちろんボールが蹴りたければ、場所をわきまえて その木々の間でボールを蹴れば良いだけのことです。


 つぎの 上杉公園は なかなか良いところです。



写真19
(19) 上杉4丁目のコミュニティーセンター。
 》 写真20
(20) 右隣の上杉公園は見事です。もちろん広いからですが、大木が数本 堂々と中央部に居座っています。


写真21
(21) 遊具は端っこ。樹形は見事。
 》 写真22
(22) 地面は落葉でいっぱい。でも何もしなくてよいのです。しないほうがよい訳です。



写真23
(23) 木に敬意を払いながら ( 心の中で「お邪魔します」とでも言いながら ) 会いに行きたくなります。
 》 写真24
(24) こんな大きな木に会っているだけで気持ちが安心してきます。


写真25
(25) サッカーが出来なければ 別なことをすれば良いだけ。その場に合った遊びを考え出すのが子供の仕事。
 このページは ここまで。


 作家、内海隆一郎の唯一の(?)児童書 「みんなの木かげ」 に、木を抱きしめて じっと命の音を聴き続ける 感動的な少年が出てきます。
 植物を 共に現実に生きている生命体として捉える感性は、生きてゆく上でも 勉強を続けてゆく上でも、子供のうちにこそ目覚めさせるべきものです。「便利さ追求」一辺倒の プラグマティックな教育に埋もれてしまわないうちに・・・・・・


 (下の写真は 1200×900PX)


写真26
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